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奈良県広陵町の綿花とともに タビオ奈良㈱のこだわり =================================== 江戸時代後期の農学者大蔵永常がその著書『綿圃要務』で「綿を作ることは大和国 (奈良県北部)にて始まり、そこから河内、山城、摂津、和泉の国々にひろがり・・」と 記しているように、安土・桃山時代に広がった綿花栽培は奈良県より始まり、さらに 18世紀には現在の広陵町南郷地区の綿作率は60%にも達し、その綿を使っての 綿糸、綿布生産が盛んに行われておりました。 明治時代、外国の安価な綿製品の大量輸入によって、綿の栽培は一挙に衰退しま すが、伝統の技術を活かして近代紡績業を起こし、明治43年(1910年)には広陵町 で日本で初めて靴下の製造が始まり、以来「広陵町」と言えば「靴下」と言われるように、 広陵町は靴下とともに歩んできました(「広陵町の靴下百年史」より)。 その中でタビオ奈良㈱は、世界一の技術を誇る日本の靴下業界を守るため、国内での 製造に固守しておりますが、主たる原料の棉が100%輸入品であるため、自社の思い 通りになる綿糸を開発すべく、2009年より広陵町内の休耕地を活用して、シルバー人材 センターの人たちとともに綿花の栽培に取り組んでおります。 2013年も新たな耕作放棄地の雑木・雑草を撤去し、2.1ha(21000㎡)の畑で スヴィンゴールド綿・スーピマ綿・アップランド綿を栽培しております。 スヴィンゴールド綿は繊維長も長くシルクのような良質な棉ですが、コットンボールが小さく、 1個あたりの重さもアップランドの半分以下(約40%)にて収穫量の増大が今後の課題です。 また、超長綿の棉は生育期間も長く、5月に播種して11月頃から蒴果が本格的に始まり、 翌年1月まで収穫作業が続きます。 本年の予想収穫量は栽培面積2.1ha(21000㎡)にて合計1,500kgです。 8月の綿花畑です。たくさんの綿の花が咲いていますね。 10月の綿畑。コットンボールがはじけていますね。 10月末に綿花の摘み取り作業です。 続きは近日中に掲載いたします。 お楽しみに・・・ -------------------------------------------------------------------------
by joca-jp
| 2014-01-28 16:37
| 日本の綿花栽培
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